白山神社を訪れる機会に恵まれ、ご奉納をさせていただくことになりました。
ご祭神は菊理姫。この方は日本の神話に出てくるイザナキとイザナミの
こわれた仲を取り持ったかみさまとして知られています。
つまり、陰陽を繋ぐ、統合の神さまなのです。
またこの日は、いわゆるパワースポットの神戸(かむと)岩も、
急に訪れる運びとなりました。
神戸岩は奥多摩にある大きな岩山です。
その大きな岩のなかは通り抜けることができますが、
そこは真っ暗のトンネルになっていて、
日常ではありえないほどの暗さが広がっていました。
その中を勇気をもって(!)進んでいくと、ついにはきれいな清流に出ます。
マイナスイオンに満たされた、こころ安らぐ森の景色のなか、
巨大な岩の周りを巡りながら、そこかしこでエネルギーの強さを感じ、
ここは、と思うところで、音霊と即興舞で響き合わせていただきました。
清らかな流れは、雨が降っているのに殆どにごりのない、明るく色合いの美しい水で、
岩も滝もどこか女性的なエネルギーで満たされていました。
山の中にある白山神社では、舞と声、鈴などでご奉納させていただきましたが、
途中菊理姫が私と同じ鈴でわたしと確かに響き合ってると感じました。
またご参列下さった方々の話によると、
始まりに急に霧が現れ、近距離なのに、舞う私が見えなくなったそうです。
そして、おしまいの方もやはり急に霧が現れたようですが、
今度は優しく、とても柔らかな、女性的な霧に変わっていたそうです。
終了後、近くの樹の良い香りのするホールに移り、
皆さんと円になって踊りました。
舞いながら、どこか古代、宇宙を感じていました。
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